第二部〜牧野選手をもっと知ろう!〜

学校全体

第一部の講話に続き、第二部は「牧野紘子選手を知ろう!」のYes/Noクイズからスタート。会場は一気にリラックスした雰囲気になり、子どもたちの手が次々に挙がりました。

クイズでは、

「お寿司が嫌い?」→No

「いま大学院に通って研究している?」→ Yes

「小学生のころ、ピアノを習っていた?」→ Yes(音楽クラブで合奏も楽しんでいたそうです)

「小さいころから人前で話すのが得意だった?」→ No(今も少し苦手だけれど、場数を踏んで慣れてきたとのこと)

——と、競泳選手としての顔だけでなく、意外な一面が次々と明らかになりました。

続いては、牧野選手の「三足のわらじ」のお話。

競泳選手・大学院生・社会人としての毎日です。ある火曜日のスケジュールを教えてくださいました。

6:30 起床・朝食

7:30–10:00 朝練習(準備運動ののち8:00から本格的に)

10:40–12:20 大学院の授業午後 研究・打合せなど

16:30–19:00 夕方の練習

19:30–21:00 大学で学習・実習

〜23:30 入浴・翌日の準備・就寝(睡眠は約6時間を確保)

「どうしてそこまで忙しくするの?」という問いに対しては、

1. 楽しい・やりがいがあるから、

2. 将来の目標につながるから、

3. 自分だけの強みになるから。

「競泳だけでなく、学びや仕事も真剣に取り組むことで、自分の可能性が広がる」と語ってくださいました。

さらに、子どもたちへ伝えてくれた大切なメッセージ。

どんなことも全力でやってみる。 やってみて初めて「好き」「苦手」が分かる。失敗は“学び”に変えられる。 うまくいかなかった経験が、次の一歩を強くする。得意も苦手も力になる。

たとえば、苦手があると“分からない人の気持ち”に寄り添える。

最後はミニワーク。「自分の得意なこと・苦手なことを、隣の人と話してみよう」。子どもたちは、運動や計算が得意、絵や早起きはちょっと苦手…など、笑顔で語り合いながら、自分を見つめ直す時間になりました。

競泳・大学院・社会人——3つの挑戦を同時に続ける牧野選手の姿は、子どもたちに「続けることの力」と「学び続ける楽しさ」を強く印象づけました。

牧野選手、第二部も温かく、前向きになれるお話をありがとうございました。

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