ふれあい月間総括①

 少し古い話ですが、6月は東京都が定めている『ふれあい月間』です。取組内容としてはいじめ防止が中心で、現状やこれまでの取組を再確認しながら今後の対策に生かすようにしています。今年度は『ふれあい月間』の前月に4年生対象で弁護士によるいじめ防止授業、翌月に56年生対象で外部講師によるいじめ問題学習会を行いました。各学級でもこの時期は学級活動や道徳の授業等でいじめ防止、人権教育に関する授業を取り扱っています。

 授業を受けたから、話を聴いたから、すぐにいじめ行為がなくなることはおそらくないでしょう。しかし、自己受容や他者理解といった非認知能力は、人と人との様々な経験から学んでいくもので、学校は可能な限り多くの機会を提供すべきと考えています。「あの時聴いた、あの言葉」「あの経験が自分を変えた」というものを子供たち自身で見付けられるような、学校がそんな環境でありたいと、いつも思っています。

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