校長室

校長メッセージ

(令和5年2月追記)

 令和5年を迎え、早1か月以上がたちました。3学期は登校日数も他学期に比べ少なく、時間の経過の早さを毎年のことながら痛感しております。学校では年度の締めくくりや進級、進学に向けての諸準備を同時に行っています。3月末、年度末は社会全体で慌ただしさがあり、ご家庭や地域でもそれぞれにご多用のことと存じます。

 少し早い年度終わりの挨拶になりますが、今年度も大変お世話になりました。ありがとうございました。私自身が校長職1年目、浜田山地域1年目ということもあり、児童や保護者の方々をはじめ地域全体で支えていただきました。この浜田山小地域では、交通安全、不審者情報等に関する防犯意識の高さ、いじめや差別、誹謗中傷等に関する人権意識の高さを大変強く感じました。細かな情報の提供、取組に対する提案事項をたくさんお寄せいただいたことで、未然防止や早期解決につながったこともたくさんありました。感謝申し上げます。一方で、保護者や地域の皆様の声や期待に十分応えきれない部分も多々ございました。その点については反省、検証を行いながら、今後も真の意味で開かれた学校をを目指し、より一層児童にとって「安全・安心な学校生活」が送れるよう、教職員一同、協働体制で取り組んでいきます。

 令和5年度、本校は開校70周年を迎えます。すでに地域の町会様、自治会様を中心とした実行委員会を立ち上げ、各事業を進めています。また、各種記念事業や中止・縮小になっていた学校行事も予定されており、来年度は本校にご来校いただく機会や児童が地域の活動に参加させていただく場面も増えると思います。次年度も引き続きご理解とご協力を賜りますよう、お願いい申し上げます。

 

 

 

(令和4年4月初稿)

 令和4年4月、杉並区立浜田山小学校に校長として着任しました、緒方康裕と申します。入学してきた1年生も含め、学年、学級が変わり新しい気持ちでいっぱいの848名(4月6日現在)の児童と共に、私自身も胸を膨らませ浜田山小学校での生活を楽しみにしております。

 前任の伊勢明子校長先生を中心に現旧教職員、そして保護者の皆様や長年学校の成長を見守り続けてきた地域の皆様が築き上げてこられた伝統をしっかり引き継ぎながら、学校教育目標の達成に向け、尽力してまいります。

 時代が平成から令和へ、平常時からコロナ禍へ遷る中、学校内外でも変革が求められています。現状を打破し変えていくべきものと、良さとして変えてはならないものを、様々なご意見を伺いながら見定め、浜田山小の不易流行を大切にしながら邁進していく所存です。

 杉並区は、令和4年度から10年後までを見据えた「杉並区教育ビジョン2022」を策定いたしました。社会を取り巻く環境の変化が著しいこの時代、少子高齢化、グローバル化、ITやAIをはじめとしたDXの進化や気候変動など、予測不能な事象がたくさんあります。これらの諸課題に対し、自分事として受け止め、互いに手を携え、学び合い、支え合う教育を通して社会の創り手となる人材を育成することを指針としています。本校でもこの「杉並区教育ビジョン2022」をもとに、目指す学校像を「未来に向かう学校」「夢と創造性を伸ばす学校」「自他を尊重し笑顔あふれる学校」とし、「自立・創造・協働」できる児童を育てていきます。

 杉並区教育委員会、保護者の皆様、浜田山、成田西両地域の皆様、浜田山小を見守っていただいている地域協力者の皆様とも連携しながら、お子様の健やかな成長に寄与できるような学校づくりを教職員とともに目指します。ご支援とご協力を賜りますよう、お願いいたします。
また、令和4年度も新型コロナ感染症対策を講じながらのスタートとなります。東京都や杉並区が策定しているガイドラインに沿った形で対策を行ってまいります。児童・教職員の安全、安心を最優先にしながら、並行して学校行事等の教育活動も進めてまいります。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。

令和4年 4月
杉並区立浜田山小学校 校長 緒方康裕

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