【死ね】(大人のふれあい月間②)

 大変過激な言葉で、口に出すのも憚られるはずの、この言葉。大変残念なことに本校児童からも聞かれます。口に出さなくても、文字で書かれていることもあります。もちろん、その言葉を重みをよく理解していないからこそだとは思いますが、オンラインゲームの影響や言語教育の不足等が原因とも言われています。果たして実際はどうなのでしょう。

 「本当に死んでほしいと思って言っているわけではない。」と、この言葉を使用した児童はたいてい言います。「このやろう!」「うるせー」程度の言葉なのだと思うのですが、どうしてもこの過激で人権侵害な言葉を使わないとだめなのですかね。怒りや悔しさを相手に抱くことは日常大人でもあるかと思いますが、【死ぬ】ということがどういう結果を招くか、経験値のある大人なら判別できそうですが、子どもは経験値がないから、つい口にしてしまうのでしょうか。いや、大人でも口にしている人、いるしな…、と考えると思考がループしてしまいます。

 あるサイトには、【大人にできること】として、①「言葉には力がある」ことを伝えていく ②感情の表現方法を教える ③子供どもの内面に耳を傾ける などが書かれています。「言ってはダメ」という注意ではなく、大人が見本となって、子ども(我が子、児童)にしっかり説いていくことに尽きそうです。

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