全国学力調査

学校全体

6年生は、「全国学力・学習状況調査」を受けました。
これは、国の教育課程研究センターが実施しているもので、今年度は国語と算数を行いました。

本調査は、国内の6年生の学力を調査することにありますが、実は他の目的もあります。

それは、国が進めたい授業モデルをしっかりと学力調査問題で示すことにあります。
今回の国語もまさにそのような問題でした。

調査問題

第1問は、
オンラインで2つの小学校が互いの学校の取組を紹介し合う問題でした。
A小学校の児童のメールの内容から、B小学校の児童が紹介したい情報を整理する問題でした。
情報を収集、整理、分析する能力が必要であり、そのような授業を行っていないと子供たちも回答に困ったかもしれません。
次に、オンラインでやり取りしている会話が書かれていました。会話の途中で相手に指摘され、分かりやすく伝わりやすい話し方に変えた様子が書かれていました。
また、会話の工夫としてよかったこと、どんなメモが役立つかなど、それに関連する問題が出ていました。

第2問は、学校のよさを伝える文章を書くことの問題でした。
「メモ」と「考え」に分けて文章を考える作業を調査問題で表現していました。そのメモをどのように図式化するとよいか、実際に自由記述を書いてみる、ということでした。

2つに共通して言えることは、アウトプット活動に重点を置いた授業場面で、どのような方法で授業を行うとよいかなど、子供たちが聞いて覚えるような授業ではなく、実際に何かに取り組み、自分で考え、表現する授業を行っていることです。

まさに、松ノ木小学校が目指そうとしている授業の姿であり、国が実現してほしい授業モデルなのだと思いました。

問題が公開されたら、ぜひご覧になってみてください。

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