大目に見る

校長挨拶等

今朝、インターネット上で読んだ記事に、次のような言葉がありました。

「コンプラ厳守にSNS上での責任追及……。今や些細なミスでも一瞬にして総攻撃を受ける時代だけに、「常に適切であらねば」「揚げ足を取られないよう突き詰めなければ」と、誰もが心をすり減らしている印象がある。」

何でもできる時代になったと思いつつも、何にもできない時代かもしれないとも感じます。

昨年度、校長と保護者のランチミーティングの際に、保護者が話題にしていたドラマを、先日の最終回まで楽しく視聴しました。

その最終回で繰り返し発せられた台詞は、「大目に見ようよ。」というものでした。

今、まさに、成長しようとしている子どもたち。
その子供たちの成長を周りの大人たちは、伸ばすことができているでしょうか。

今の時代で最善の教育を提供するために、模索しながら挑戦している先生たちが、取り組みやすい環境を学校の管理職は整えることができているでしょうか。

「伸び伸び」も「挑戦」も、失敗や柔軟性を許容しない限り、困難になります。

社会は複雑すぎます。整理して取り組むほうがよりスマートかもしれません。

子供たちを伸び伸びと成長させたいからといって、放置するようなことがあってはなりません。

どのような支援を行えば、子供たちが伸び伸びと成長し、この複雑な社会を、明るく強く歩くことができるようになるか、考えさせられる朝でした。

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