やる気じゃない。習慣化が大切。

校長挨拶等

今朝、とある記事(一番下に掲載)を読み、確かにそのとおりだなあと思いました。

「うちの子のやる気スイッチはどこにあるんだろう?」

皆さんも、このように感じたことはありませんか?
実は、私自身も、子供たちだけでなく、自分自身に対して同じことを思ったことがあります。
やるべきことは山積みなのに、手がつけられない・・・。
代わりに全く関係ないことに没頭してしまう・・・。

私たち大人も、子供たちも同じです。
モチベーションや意欲は、日常生活の中で自然と高まるものではありません。
しかし、子供たちは毎日、親や先生からこんな言葉を聞かされています。

「やらなきゃいけないじゃん。」
「さっさとやればいいのに。」
「もうやった?」

これらのプレッシャーは、かえって子供たちの意欲を削ぐことがあります。
大切なのは、意欲よりも習慣です。
習慣化できれば、例えば歯磨きや入浴のように、自然と行動に移せるようになります。

ちなみに、私の子供時代の宿題をやる時間は18時からと決めていました。
なぜかというと、ニュースが始まる時間になって、テレビがつまらなくなるから。
その時間帯に宿題を終わりにしようと思って、その時間になったら宿題をやることにしていました。

習慣は、30日間続ければ身に付くとも言われています。
習慣が根付いた後に、モチベーションや意欲が必要になると考えています。

私自身、毎朝10km走ることを90日間続け、体調も良くなりました。しかし、その継続にはモチベーションが必要でした。意欲が途切れたとき、「なぜ、こんなに努力しなければならないのか。」「なぜ、大好きな白米を食べられないんだ。」と考え、挫折してしまいました。

まずは意欲やモチベーションではなく、習慣化が大切。
その後に、モチベーションやその行動に意味や価値を持たせることが大切だと思います。
次に考えることは、習慣化するためにはどうしたらいいか。
まずは、習慣化したい目的の行動に至るまでの小さな行動の積み重ねだそうです。
それがまた難しい。

しかし、より多くの良い習慣を身に付けたほうが、なりたい自分になれます。
分かっちゃいるけど、なかなかできない。それも人間です。

私たち大人も、子供も、良い習慣を身につけ、理想の自分を目指すために、一緒に頑張りませんか。

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