記憶の定着(R6.4.22)

校長挨拶等

今日は記憶についてお話ししたいと思います。

皆さん、新しい漢字を覚えたいときに、繰り返して書いてもなかなか覚えられないときはありませんか。
人によっては、一回書けば覚える人もいれば、何度書いてもなかなか頭に入らない人もいるかも知れません。
ある研究結果によると、同じ漢字を何度も繰り返し書くよりも、自分の頭から思い出そうとする作業を繰り返し行うことが大切なんだそうです。
例えば、「笠原」の「笠」の字を一旦、頭の中に入れます。それを何度も書いて覚えるのではなく、思い出そうとする作業を何度も行うことが大切なんだそうです。
書いたり、口に出したり、覚えたかなあと数日後にもう一度思い出してみたりすることによって、どんどんその漢字が記憶に定着してくるそうです。

その仕組を上手に使っているのが、AIドリルのモノグサです。
1年生から6年生まで使えるようになっているので、ぜひ使ってみてください。

さらに、皆さんの中には、勉強に対してモチベーションが上がらない、意欲がわかないと感じる人もいるかもしれません。それは、誰にでもあることです。でも、重要なのは、やるべきことを習慣にすることです。

例えば、毎日少しずつ勉強することや、日々のスケジュールに取り入れることが大切です。
習慣にすることで、自然と勉強することが日常の一部になり、モチベーションに頼らずに続けられるようになります。

ちなみに、校長先生が小学生だったときは、宿題をやる時間を、必ず夕方6時にやると決めていました。
なぜかというと、そのときの小学生だった校長先生にとっては、その時間帯はニュースの時間になり、面白いテレビ番組がやってなかったんです。それで宿題をやる時間にしていました。

ぜひ皆さんも楽しみながら、いいことを習慣化して、自分の目標に近づいていってほしいなあと思っています。

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