次の成長のために:校長挨拶(R6.4.15)

校長挨拶等

全校朝会の校長挨拶(R6.4.15)

先日、友人から写真が届きました。
どんな写真かと思って見てみたら、アゲハチョウの写真でした。
写真には、「秋からサナギだったアゲハチョウが無事に生まれました。」というコメントが添えられていました。

一週間前の入学式や始業式の日には、桜が満開で、舞い散る花びらがとても美しかったですね。
今は、その桜も花を散らし、新しい緑の葉が芽吹いています。
同時に、ツツジの花が鮮やかに咲き始めています。

このように、動物も植物も、自然は絶えず変化し、成長を続けています。
皆さんも、日々身長が伸びたり、授業で新しいことを学んだりして、成長しています。
新しいことを始めるときには、今までのやり方から一歩踏み出す必要があるかもしれません。
桜の木が花を散らして新しい葉を付けるように、私たちも慣れ親しんだ方法や安心感から一歩踏み出す勇気が必要です。
しかし、それはすべて成長の一部です。
桜の木が年々大きくなるように、私たちも日々の経験を積み重ねて、より強く、賢く成長していきます。
葉っぱの上を動いていた幼虫が,サナギから、空を自由に飛び回るチョウへと変わるように、小さな変化が大きな変化へと繋がることがあります。

皆さんは新しい学年を迎えました。
新しい学年での学び、友達との時間、時には乗り越えなければならない困難も、皆さんを成長させる、とても重要なものです。
困難に直面したときこそ、アゲハチョウが空を自由に飛び回るその瞬間や、桜が満開に花を咲かせる光景を思い出してください。
変化を恐れずに、一歩踏み出す勇気を持って、新しい挑戦を受け入れ、成長し続けましょう。
学校には共に成長する仲間がいます。仲間と支え合いながら、素晴らしい1年を過ごしましょう。

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