PTA運営委員会挨拶(R6.4.26)

学校全体

今年度の PTA 活動にご協力いただくことになった皆様に、心より感謝申し上げます。皆様のおかげで、子供たちに安全安心な教育環境を提供することができています。

松ノ木小は今年度、教育委員会から「教育DX」の研究指定を受け、今後2年間、教育のデジタルトランスフォーメーションを研究することとなりました。しかし、この点に関して、保護者の皆様から「タブレットを活用することに、本当に意味があるのでしょうか?」といったご心配の声をいただくことがあります。

これに対して、松ノ木小が目指す教育のDXは、単に紙のドリルやテストをタブレットに置き換えるような、効率化だけを追求するものではないことをお伝えしたいと思います。教育は、20年後、30年後の社会を形作る人材を育てることです。現在、日本では子供たちに1人1台のタブレットが配布されており、これは現代の大人が1人1台携帯電話を持っているのと同じ状況だと考えます。コミュニケーションや情報共有が携帯電話で当たり前にできるようになったように、タブレットの活用によって、子供たちの学習環境は大きく変わります。

確かに、1人1台のパソコンや携帯に対して、健康面やインターネットのリスクなど、不安を抱くのは至極当然のこととも思います。これらのデバイスは、正しい使い方をすれば、子供たちの学習の質を向上させる強力なツールともなります。国内各地の学校でその効果が現れており、松ノ木小でもその効果を確認できるようになってきました。

保護者の皆様からのご意見は、どれも貴重であり、教育の質を高めるために必要です。今後もぜひ、ご意見をお寄せいただき、松ノ木小の教育を共に支えていただければと思います。ただし、匿名でのご意見には対応しづらい点もあるため、建設的な対話を心掛けたいと考えています。

子供たちの人生の幸せのため、松ノ木小は未来を見据え、引き続き努力し続けます。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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