インフルエンザの流行のため2週間延期となった音楽会ですが、本日、無事に児童鑑賞日を開催することができました。
お休みの児童がまったくいなかったわけではありませんが、ほとんどの子がステージに立ち、力を発揮し、仲間とともに楽しむ姿を見せてくれました。
子どもたちだけで創る“音楽会の空気”
今日の児童鑑賞日に広がった、子どもたちだけでつくる独特の温かい空気。これは、教室の学びだけでは経験できない、特別なものだと思います。
客席にいる子どもたちのまなざしや拍手、友だちを応援する姿勢が、会場全体を包み込み、音楽会をさらに素敵なものにしてくれました。
校長挨拶「挑戦」
校長からの開会の挨拶では、子どもたちに伝え続けてきた「挑戦することの大切さ」について、改めて話しました。
そして今回は、子どもたちが音楽会に向けて努力する姿に刺激され、校長自身も人生初のトランペットに挑戦しました。
練習した曲は、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』の「ハトと少年」。
練習量がただただ足りず、「これ、何の曲だろう?」と言われてもおかしくない仕上がりに。
それでも勇気を出して演奏し、会場のみんなに聞いてもらいました。
子どもたちからは、
- 「変だったー!」
- 「面白かったよ!」
- 「きれいに出てたとこもあったよ」
- 「練習すればもっと上手になるよ」
- 「わざと下手くそに吹いたんでしょ」
- 「挑戦の大切さ、わかった!」
などなど、子どもたちから温かいメッセージをたくさんもらいました。
明日の保護者鑑賞日に向けて
明日はいよいよ保護者鑑賞日です。
今日の子どもたちがつくり上げた素敵な雰囲気が、明日の会場にも広がりますように。
ぜひ、会場にいらっしゃる皆様も、子どもたちの演奏や頑張る姿を温かく盛り上げていただければ嬉しいです。
行事が育む“人生の糧”
学校行事の中で音楽会や学芸会が、特に私は大好きです。大好きである理由は、
「それぞれが役割を持って、力を持ち寄り、1つのものをみんなで創り上げる」経験がつまっているからだと思います。
そこには、笑顔もあれば涙もあり、思い通りにいかない瞬間もあります。
けれど、そのすべてが、子どもたちにとっての“人生の糧”になります。
これまでの経験が、子どもたちの未来を少しでも豊かにする種になってくれたら、そう願っています。
全校合唱のビリーブです。よろしければお聞きください。





