修了式 校長挨拶

学校全体

修了式の校長挨拶です。

おはようございます。

今日は、1年間の努力と成長を振り返り、修了証を受け取る、修了式です。
松ノ木小学校の児童ととして過ごしたこの1年間、本当に素晴らしい時間を共有できたことに、心からの拍手を送りたいと思います。

1年の最後ではありますが、校長先生があまり好きではない言葉を紹介します。
それは「レッテル」という言葉です。この言葉は、人々や物事を簡単に分類し、仕分けする行為を意味します。確かに、世界は複雑で、整理や分類が必要な場合もあります。それが便利な側面を持つことは間違いありません。実際、私もそうしています。

しかし、他人から一言で簡単に定義され、その枠にはめられたと感じたとき、皆さんはどのように感じるでしょうか。もしその分類が肯定的なものであれば良いですが、そうでない場合もあります。そのような時、自分には納得がいかない、もしくは変えたいと感じることもあるでしょう。

私が皆さんに伝えたいのは、もしそのような「レッテル」を変えたいと思うならば、自分から行動を起こすことが大切だということです。分類は、自分の行動によってのみ変わります。人は、見た目だけでなく、行動によっても判断されます。自分が変われば、周りの人の見方も変わります。

今日、皆さんは通知表を受け取りますが、これは過去の行動の結果に過ぎません。もし、その結果に納得がいかない場合は、新しい学年で更なる努力をして、自分自身を変えていくことをお勧めします。

4月からの新しい学年が、皆さんにとって自分自身に納得し、更に成長できる一年となることを心から願っています。

タイトルとURLをコピーしました