学園長ページ

桜の花びらが神田川の川面を漂い、和泉の街全体から春の訪れを感じる中、杉並和泉学園7回目の新年度が新1年生168名、新7年生95名をそれぞれの学部で迎え、杉並区最大の区立学校としてスタートします。児童・生徒の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学・ご進級、おめでとうございます。
本年度は未だ新型コロナウイルス感染症の流行について、出口が見えない中、新年度・新学期を開始しなければなりません。教職員一同、できる限りの感染防止策を引き続き講じながら、児童・生徒に学園教育目標とする「Communicate-豊かにかかわる-」「Challenge-ひたむきに挑戦する-」「Create-新たに挑戦する-」にかかわる力、精神等を、小中一貫教育校・コミュニティスクールの機能を最大限に生かし、保護者・地域の皆様と力を合わせ高めていきたいと思います。

さて、本年度の学校教育の大きな目玉は、なんといっても「タブレットパソコン(PC)」の全児童・生徒への配付です。小学部の低学年は、学園の保管庫に置いたままになりますが、3年生以上の児童・生徒は、教科書と同じように毎日、家庭に持ち帰って、家庭学習等に使うことができます。本学園は、他の小中学校とは違い、開校以来400台以上のタブレットPCが配備されていたことから、低学年時に基礎的な操作方法の学習をした後、各学年の授業において、意見交換などの協働的な学習や調べ学習等で使用されていました。また、昨年度、オンライン会議のできるシステムが区によって導入されてからは中学部5組の生徒が全区立特別支援学級設置校とのオンライン交流会を主催し、親交を深めるなどの新たな活用が始まっています。

今回の全児童・生徒にタブレットPCを急遽配付する理由は、新型コロナウイルス感染症や災害による臨時休校等の事態に陥った時、児童・生徒が自宅でオンライン授業等を進められる環境を作り出すことであることは間違いありません。しかし、もう一つの配備の理由が、日本の子供たちが遅れているというタブレットPC等の情報端末を自在に操作し、学習や仕事等を進める情報活用能力を高めることにあります。そして、児童・生徒にこの力を高めるためには、毎日の授業や家庭学習において、タブレットPC等がとにかく使われなければなりません。尚、報道等で話題になっている児童・生徒用のデジタル教科書が、中学部は英語、小学部5.6年生は社会科が導入されます。

すでに子供たちは、PC等の情報端末を使うことに苦手意識をもつ親世代を後目に、AI等が生活に入り込んだ未来を展望し始めています。そして、本学園では、小学部の児童であっても、タブレットPC等を用いて意見交換を行ったり、インターネットを用いた調べ学習等を自主的に進めたりしています。その子供たちの活用意欲に対しての障害(阻害要因)が、「PC操作の苦手な大人」なのかもしれません。杉並和泉学園の教員は、児童・生徒の情報活用力等を伸ばすためにも、積極的に配備されたタブレットPCを効果的に活用する授業を追求していきたいと思います。保護者の皆様におかれましては、新しい教育の夜明けをご期待ください。

一方、タブレットPCを持ち帰ることにより、自宅で学習以外の用途でインターネット等に接続することも心配されます。今後、家庭で使用するにあたってのルール作りを進めていきますが、それが家庭で守られているか否かについては、児童・生徒の自覚と家庭の教育力に期待するしかありません。ご協力の程、よろしくお願いします。

最後になりますが、今年は、「Diversity(多様性)」を認め合う学園風土を醸成していくことを学園経営の重点としております。この「Diversity(多様性)というキーワードから、「個性等が大切にされる学園」「人権が守られる学園」「いじめのない学園」「自国・他国の伝統・文化を尊重する心をはぐくむ学園」を進めて参ります。また、中学部での男女混合名簿の導入特別支援学級の学級名の変更不登校の児童・生徒等を支える仕組み作り等に挑みます。

保護者、地域の皆様におかれましては、今年も本学園の児童・生徒の健全育成に向け、お力添えの程、よろしくお願い申し上げます。

学園経営方針案

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更新日:2022年1月20日

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